一般内科
●一般内科の診療について

総合内科専門医が、風邪や生活習慣病などの一般内科の疾患にも幅広く対応いたします。慢性疾患の定期通院はもちろんのこと、具合が悪くなったとき、どの診療科や病院を受診したらよい症状なのか迷われたときなど、どうぞお気軽にお越しください。
●ご相談の多い診療内容
慢性疾患
●高血圧
●糖尿病
●脂質異常症
●痛風・高尿酸血症
●慢性腎臓病 など
身近な体調不良
●発熱
●かぜ症状(鼻水、せき、のどの痛み)
●下痢・胃腸炎
●便秘
●貧血
●だるさ など
アレルギー・呼吸器
●喘息
●COPD(慢性閉塞性肺疾患)
●アレルギー性鼻炎
●花粉症 など
心身症
●不安・ストレスによる不調
●睡眠障害・不眠
●片頭痛
●認知症と周辺症状 など
●生活習慣病
生活習慣病とは
生活習慣病とは、食事、運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が病気の発生や進行に深く関与している疾患群のことです。生活習慣病には、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などがあります。
脳梗塞と心筋梗塞の予防は 生活習慣病の管理が鍵
生活習慣病は、一つひとつの症状は軽くても、いくつかの病気が同時に起こることがよくあります。そうなると、それぞれの症状が悪化しやすくなり、心臓病や脳卒中といった重大な病気につながるリスクが高まります。
また、生活習慣病は自覚症状がほとんどないため、知らないうちに進行してしまい、脳や心臓、血管などに少しずつダメージを与えていきます。治療を行わずに放置すると、心筋梗塞や狭心症、脳卒中などの血管に関わる病気へと進行しやすくなり、命に関わる深刻な状態を引き起こすこともあります。特に脳卒中や心筋梗塞を発症した場合、命が助かっても後遺症が残り、これまでの生活が大きく変わってしまうことも少なくありません。
生活習慣病を予防し、あるいは進行を抑えるための治療を行うことは、健康でいきいきとした日常を守るために非常に大切です。自覚症状がなくても、健康診断などで異常を指摘された方は、ぜひ一度ご相談ください。

このような方、ご相談ください
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血圧や血糖値、コレステロール値、尿酸値などの異常を指摘されたことがある。
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数値が改善したので、治療をやめてしまった。
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できれば薬を減らしていきたい。
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自宅の近くで、生活習慣病の管理をしていきたい。
●心身症と機能性身体症候群
日々の生活で受けるストレスは、胃潰瘍、喘息、糖尿病など幅広い身体疾患に悪影響をおよぼします。これらの疾患やその症状は新たなストレスの原因となり、悪循環を形成してしまうことが少なくありません。心身ともに健康であることは大変重要です。本来分けることができない心と身体を同時に診る、全人的アプローチを心がけています。
一方、強い症状があるにもかかわらず、身体・精神医学的に目立った異常が見つからない場合もあります。医学的な原因がはっきりしないために、このような症状は、身体科からも精神科からも取り残されてしまう場合があります。しかし最近では、このような状態を「機能性身体症候群」と定義して、科学的な診療を推進する流れになっています。
はっきりとした原因は分からないけれど体調が悪い方や、何科に行けばいいのか迷う場合なども、お気軽にご相談ください。
●非心原性胸痛
(主な症状)胸の痛み、息苦しさ、吐き気
●過敏性腸症候群
(主な症状)腹痛、腹部の不快感、便通異常(下痢、便秘)、腹部膨満感、残便感
●機能性ディスペプシア
(主な症状)胃の痛み、みぞおちの痛み、胃もたれ、胸やけ、吐き気
●筋緊張性頭痛
(主な症状)頭の両側が締め付けられるような痛み
●片頭痛
(主な症状)頭がズキンズキンと脈打つように痛み、吐き気や知覚過敏を伴う
●起立性低血圧
(主な症状)立ちくらみ、朝の起床困難、失神、気分不良・全身倦怠感、動悸
●睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返すことで、眠りが浅くなり、日中の強い眠気や倦怠感など、さまざまな症状を引き起こす疾患です。多くの場合、ご本人よりもご家族が「いびき」や「急に呼吸が止まる」様子に気付き、心配されて受診に至るケースが見られます。
皆さんにぜひ知っていただきたいのは、睡眠時無呼吸症候群は単に呼吸が止まるだけの病気ではないということです。無呼吸の状態が続くことで、心臓や脳、血管に大きな負担がかかり、高血圧や脳卒中、狭心症、心筋梗塞などの循環器疾患を合併するリスクが高まることが分かっています。いびきが気になる方や、家族に指摘された方は、早めに検査を受けることをおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群の検査はご自宅で
当院では自宅で実施する入院不要の睡眠時無呼吸症候群の検査を行っております。
検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、CPAP(持続陽圧呼吸療法)装置による治療をご案内いたします。

